累計3100万部を売り上げ、現在も連載が続いている人気漫画「宇宙兄弟」。その作者、小山宙哉さんとはどういう人物なのでしょうか?
今回は小山宙哉さんの経歴などを紹介します。
小山宙哉のプロフィール
- 名前 小山宙哉(こやまちゅうや)
- 生年月日 1978年9月30日
- 年齢 45歳(2024年現在)
- 出身地 京都府
宇宙兄弟 作者の小山宙哉さん。名前に「宙」の字がありますが、これは本名であり、かつお父さんが宙の「時間」という意味に注目してつけたもので、宇宙と関連する名前ではないようです。ちなみに、そんなお父さんの職業はコピーライター。小山宙哉さんは結婚されていますが、奥様は漫画家やイラストレーターとして活動するこやまこい子さんですよ。
『宇宙兄弟』小山宙哉インタビュー 5/6 | 漫画全巻ドットコム (mangazenkan.com)
小山宙哉の経歴
学生の頃はスポーツ少年
小学校時代は野球を少しやっており、中学校くらいからはサッカーを始めたという小山宙哉さん。高校にはグラウンドが狭くサッカー部がなかったものの、友達を集めて自らサッカー同好会を作ったそうですよ。そのため、小中学生の頃の夢の中には「サッカー選手になる」というものもあったそうです。
美術系の高校に進学
一方で「画家にもなりたかった」という小山宙哉さん。子供の頃からよく絵を描いており、高校は京都市立銅駝美術工芸高等学校(現・京都市立美術工芸高等学校)に進学されています。漫画については人と比べて特別好きだったという訳ではないものの、ドラゴンボールやスラムダンクなどを読んでおり、影響を受けた先生には鳥山明さん、井上雄彦さん、松本大洋さん、小林まことさん、新井英樹さんの名前を挙げています。
デザイン系の道へ
高校を卒業した小山宙哉さんは大阪市立デザイン教育研究所という専門学校に進み、卒業後はデザイン会社に就職します。そのため、漫画家にならなくてもイラストやWEBデザインといった「絵を描く仕事」をしていたのではないかと語っていますよ。一方で、漠然と「漫画家になれたらいいなぁ」という思いは抱き続けていたそうで、ある時「ジジジイ」という作品を漫画雑誌「モーニング」に持ち込み、第14回MANGA OPEN審査委員賞(わたせせいぞう賞)を受賞。更に「劇団JET’S」で第15回MANGA OPEN大賞も受賞します。これが本格的に漫画家へ転向したきっかけとなっていますよ。
アシスタントを経て連載漫画化へ
賞受賞からしばらく後にデザイン会社を辞めると、「町医者ジャンボ」などの代表作で知られるこしのりょうさんの下でアシスタントをしながら連載の準備を行うように。そして2006年、初の連載作品「ハルジャン」、更に「ジジジイ」を連載作品化した「ジジジイ‐GGG‐」をモーニングで連載しました。
宇宙兄弟連載開始
自身三作目の連載作品である「宇宙兄弟」は小山宙哉さんにとって初の週刊連載作品です。2007年12月からモーニングで連載が始まった同作は、2012年から二年間TVアニメが放送され、アニメ映画作品が2014年8月に公開。更に2012年5月に小栗旬さんと岡田将生さん主演で実写映画化もされるなど、国民的人気作品となりました。現在はアニメなどのメディアミックスは落ち着いていますが、原作の宇宙兄弟 完結はまだしておらず、2023年9月には最新刊である43巻が発売されています。
ラジオDJにも挑戦
2017年4月からは京都府のラジオ局「a-STATION」で放送されている「FLAG RADIO」の偶数月水曜版のラジオDJを担当しています。他にも、宇宙飛行士を題材としたヒット漫画を描いている影響で、NHKの「ニュースウオッチ9」で宇宙飛行士の大西卓哉さんとのインタビューに出演するなど、宇宙を題材とした番組の企画に出演することが度々ありますよ。
最後に
今回は宇宙兄弟の作者、小山宙哉さんの経歴などについて紹介しました。
16年以上の長期連載となっているものの、物語は完結に近いという宇宙兄弟。これからの展開にも要注目です!
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