ワンピースの実写版は配信前からファンの間で期待が高まっていた作品です。配信がスタートして実際に視聴したファンからは、ワンピース実写化がひどいと酷評が集まりました。本記事では、ワンピース実写化がひどいといわれている理由について調べました。
話題のアニメ実写化がトレンド入り
尾田栄一郎さんが2017年に「ワンピース」の実写化を発表してから6年が経過し、2023年8月31日(木)に待望のNetflix配信が開始されました。SNS上では、配信前から期待と不安の声が交錯していましたが、配信開始と同時に『#実写版ワンピース』が世界トレンド入りしました。「ワンピース」のアニメの声優陣が吹き替えを担当することにも注目されていました。
「ワンピース」実写化・国内の評価は
実際に、ワンピースの配信が始まった後の日本での反響はどうだったのでしょうか。肯定的な意見と否定的な意見、両方をご紹介します。
「ワンピース」実写化・高評価の感想
「ゴム人間」の表現については、実写化に際して最も懸念されていましたが、CGが露骨に出ているという印象は少なく、まるでルフィが実際に存在しているかのような高品質な描写が見受けられました。キャスティングも巧みで、原作に忠実な再現性が高く、配役もぴったりという意見もあり原作ファンからは好評価を得ています。
また、アニメ版と同じ声優を起用したことで、視聴者にとっては比較的馴染みやすかったようです。特筆すべきは、1話あたり26億円の制作費を投じているという点。その投資の結果、メリー号やバラティエなどのセットは非常に豪華に仕上がっています。
実写ワンピース1話観た。
原作もアニメも中途半端にしか追ってないのでワンピースの実写化としてどうかは置いておいて、ドラマの1話としてはしっかり面白い。
アクションは好みじゃないけど、キャラの魅せ方も上手いし良いんじゃないかな。
とにかく真剣佑のゾロがハチャメチャにカッコイイです。 pic.twitter.com/mpcGQBb74u— ):Wind:( (@SpiderJB) September 1, 2023
「ワンピース」実写化・ひどい理由
まず、ゾロとモーガンの戦闘シーンについては、2人が使っている武器が柔らかすぎるという点がSNSで広まり、「残念だ」「もっと確認してほしい」という否定的な意見が寄せられました。さらに、ワンピースでは船同士のコミュニケーションに電伝虫が使われますが、実写版の電伝虫があまりにもリアルすぎて不快だとの声もあったようです。今作は8話だけの配信ということで、内容が詰まりすぎていて、物足りなさを感じる意見が最も目立ちました。
「ワンピース」実写化・海外の評は
基本的に、日本での評価と同様に、海外でも作品のクオリティやキャスティングについては高く評価されています。特に海外では、「キャストとスタッフから溢れ出るワンピースへの愛情が感じられる」という意見が多く見受けられました。確かに、主役のルフィを演じるイニャキ・ゴドイさんは原作の大ファンとして知られています。キャストだけでなく、スタッフ全員が「ONE PIECE」愛を持って取り組んでいることが、視聴者にも伝わっているようです。
その結果、海外の視聴者からも多くの好意的な反応が寄せられています。日本人として、海外からのこのような高評価は嬉しい限りです。さらに、海外の視聴者は日本以上に続編を待ち望んでおり、次にどのキャラクターがどの俳優によって演じられるのかについての予想をしているようです。
最後に
「ワンピース」の実写版は、配信開始と同時に世界トレンド入りし、多くの話題を提供しました。作品のクオリティやキャスティングは、日本だけでなく海外からも高評価を得ています。一方で、武器の表現や電伝虫のリアルさ、エピソード数の少なさなどについては否定的な意見もありました。しかし、キャストとスタッフから溢れ出る「ワンピース」への愛情が感じられ、視聴者は続編や新キャラクターの登場を待ち望んでいます。
