アニメ『怪獣8号』がひどいと言われるのはなぜ?炎上の理由を調査

アニメ『怪獣8号』がひどいと言われるのはなぜ?炎上の理由を調査 怪獣8号

アニメ『怪獣8号』はキャラデザインが原作と大きく異なり、一部のファンから「ひどい」や「作画崩壊」と評価されています。このため、アニメは炎上しました。本記事では、『怪獣8号』アニメがひどいといわれる理由や制作会社、原作との違いを紹介します。

今作の人気漫画『怪獣8号』

2024年7月現在、漫画『怪獣8号』は全世界で累計発行部数1500万部を突破し、「少年ジャンプ+」の閲覧回数も1億回超えです。そのため、「少年ジャンプ+」の看板作品として扱われ、2024年4月からアニメの放送がスタートしました。

アニメ『怪獣8号』あらすじ

日本では怪獣の発生が多く、「怪獣大国」と呼ばれていました。主人公の日比野カフカは怪獣に町を壊され、幼馴染の亜白ミナと怪獣の全滅を誓います。亜白ミナは「日本防衛隊」に入り、怪獣の根絶を始めましたが、32歳になったカフカは怪獣の全滅を諦め、怪獣死体の解体業者として働いています。しかし、謎の生物に侵食され「怪獣8号」の力を手に入れたカフカは、再び亜白ミナと肩を並べることを目指しました。

『怪獣8号』アニメがひどいといわれる理由は?

漫画『怪獣8号』は2022年8月にテレビアニメ化が発表、また、2023年8月にはビジュアルやキャラデザインが公開され多くのファンの注目を集めました。しかし、アニメが放送スタートすると、「ひどい」や「作画崩壊」と酷評されています。ここからは、アニメ『怪獣8号』が批判される理由や制作会社について紹介します。

アニメ『怪獣8号』キャラデザが崩壊

「少年ジャンプ+」は多くの人気アニメを生み出しています。例えば、『スパイファミリー』のアニメは高いCGや作画のクオリティで映画化されるほどの人気です。そのため、『怪獣8号』のアニメも多くのファンに期待されてました。

しかし、アニメ『怪獣8号』はファンから「ひどい」と言われています。理由はキャラデザインにあり、原作と大きく異なり、主要キャラがモブキャラのように見えるためです。このため、アニメ版は「ひどい」や「作画崩壊」と批判されています。

ファンも期待!アニメ『怪獣8号』制作会社はどこ?

アニメ『怪獣8号』の制作会社は東京都武蔵野市にある「Production I.G」で、1987年12月15日に設立されました。特撮風のアニメやバトルシーンが得意で、『黒子のバスケ』や『ハイキュー!!』などの人気アニメを手掛けています。キャラクターデザインは東京都杉並区にある「スタジオカラー」が担当。2006年5月17日に設立され、庵野秀明が代表取締役を務め、『エヴァンゲリオンシリーズ』や『シン・仮面ライダー』などを制作しています。

「Production I.G」と「スタジオカラー」は共に有名なアニメ制作会社であり、作画崩壊の批判を受けていません。アニメ『怪獣8号』が作画崩壊かどうかは観る人によっても捉え方はいろいろでしょう。

『怪獣8号』原作ファンの意見

キャラは全体的に丸みを帯びた印象を受けます。特にアゴのラインが、原作ではシャープで少年誌らしいデザインなのに対し、アニメでは柔らかい印象です。また、体のラインも凹凸が少なくなり、スタイルが悪く見えます。さらに目のデザインも変更されており、特に女性キャラの印象が大きく変わってしまっています。

「怪獣8号」のアニメ化にあたって描き込みを減らすのは仕方ない部分もありますが、今回の変更点の多くは描き込みの量とは関係ありません。キャラクターデザインには、もう少し原作に忠実であってほしかったようです。

最後に

アニメ『怪獣8号』はキャラデザインの変更や作画の質に対する批判も一部ではあり、ファンの期待に応えられなかった点が炎上の原因となったようです。制作会社や原作との違いについても詳しく紹介しましたが、現行アニメ『怪獣8号』の評価は非常に高いといえます。